第1回 AXNミステリー闘うベストテン

最終更新時間:2010年01月04日 11時30分54秒

 2009/12/27にAXNミステリーで放送された「第1回 AXNミステリー闘うベストテン」で決定されたベストテンをリストにしてみました。
 今回から番組タイトルも一新し(「AXNミステリー」と冠がついた)、今まで国内編、海外編と分けられていたランキングを、両者を区別せず、豊由美言うところの「ぐっちゃねの状態」で、選出することになりました。
 選者は、香山二三郎、大森望、杉江松恋、石井千湖の4人。豊由美はいちおう司会ということになっていますが、ベストテンの選定に大きく関与しているのは例年のとおり。
 ベストテンは以下のような手続きで決められていきました。

  1. 4人の選者がまず挙げた一押しの1冊に視聴者投票の1位を加えた5冊を選び出す。
  2. 次に豊由美のリードで皆が2009年に話題になった本を取り上げていく。
  3. その後「どうしてもベストテンに入れたい1冊」を各選者が1冊(もしくは2、3冊)挙げる。
  4. 話し合いで11冊に絞り込む。
  5. 順位を決め、11番目になったものが落選する。

 なお、視聴者投票は、4人の選者とAXNミステリーが選んだ30の候補作の中からの選択。
 各々の選者が押した本を以下の表にまとめておきます。タイトルの前に「*」がついているものは、最終的に落選したもの。

 上の表にある13作から、まず「ハーモニー」と「ダイナー」を除いた11作をセレクトしたあと順位をつけ、11番目となった「粘膜蜥蜴」が落選した、という流れでした。
 1位「フロム・ヘル」、2位「バレエ・メカニック」は、豊由美が仮決めし、大森望の掩護射撃もあって、強引にそのままその順位にしてしまうという、これまたいつもの展開。で、大森望は3位も何気に自分が押している「ユダヤ警官同盟」にしてしまう。
 2作取り下げて2作ベストテン入りを果たすも下位に甘んじる杉江松恋の人のよさ、1作取り下げることでベストテンに3作、しかもトップスリーに2作放り込む大森望の立ち回りのうまさ、例年妥協を強いられている感のある香山二三郎の例年にない頑張りが印象に残りました。
 
 最終的に決まったベストテンは以下のとおり。
 各ページには該当する書籍のAmazonでの書影と、著者名でのAmazon、Yahoo!での検索結果を記しておきました。

番号 作品 著者 出版社
闘うベストテン2009/1フロム・ヘル アラン・ムーア みすず書房
闘うベストテン2009/2バレエ・メカニック 津原泰水 早川書房
闘うベストテン2009/3ユダヤ警官同盟 マイケル・シェイボン 新潮文庫
闘うベストテン2009/4ミレニアム三部作 スティーグ・ラーソン 早川書房
闘うベストテン2009/5身の上話 佐藤正午 光文社
闘うベストテン2009/6洋梨形の男 ジョージ・R・R・マーティン 河出書房新社
闘うベストテン2009/7つばくろ越え 志水辰夫 新潮社
闘うベストテン2009/8バッド・モンキーズ マット・ラフ 文藝春秋
闘うベストテン2009/9ババ・ホ・テップ ジョー・R・ランズデール ハヤカワ・ミステリ文庫
闘うベストテン2009/10麗しのオルタンス ジャック・ルーボー 創元推理文庫

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