ゼファー魂・続

最終更新時間:2009年02月21日 22時04分46秒

 昨年(2008年)の6月14日(土)、東京競馬場のパドックで、その日ヤマニンゼファー産駒が出走していないにもかかわらず、「ゼファー魂」の横断幕が掲げられているのを見て、その理由を考えてみた(くわしくはこちら)。
 考えられる理由は以下の二つ。

  • 他場でヤマニンゼファー産駒が出走していたから
  • 東京競馬場で母父ヤマニンゼファーの産駒が出走していたから
    • 当日、東京11Rに母父ヤマニンゼファーのドンクールが出走していた

 上記の両方が当てはまるため、いずれの理由によるものなのか、当時は判定することができなかった。
 
 TARGETで出走馬をチェックしているときに、今日(2009/02/21)は、

  • 開催中いずれの競馬場にも、ヤマニンゼファー産駒の出走がなく
  • 東京競馬場で母父ヤマニンゼファーの産駒が出走している
    • 東京7Rに母父ヤマニンゼファーのカツゾーが出走している

ということに気づいた。
 条件が絞り込める!ということで、東京競馬場へ確認に行ってきた。
 
zephyr.jpg
2009/02/21(土)撮影
 
 横断幕はあった!
 というわけで、パドックに「ゼファー魂」の横断幕がかかるのは、少なくとも

  • その競馬場にヤマニンゼファー産駒が出走している
  • その競馬場に母父ヤマニンゼファーの産駒が出走している

 これら、いずれかの条件を満たす場合ではないかと考えられる。
 
 ただし、正確を期すならば、

  • その競馬場にヤマニンゼファー産駒も、母父ヤマニンゼファーの産駒も出走しておらず
  • 他場にヤマニンゼファー産駒が出走している

 または、

  • その競馬場にヤマニンゼファー産駒も、母父ヤマニンゼファーの産駒も出走しておらず
  • 他場に母父ヤマニンゼファーの産駒が出走している

 これらの場合には、その競馬場には「ゼファー魂」の横断幕がかかることはない、ということも確認すべきである。特に、「他場でのみヤマニンゼファー産駒出走時には横断幕がかからない」ということは確認しないと。
 
 今までにも、競馬場へ出向いたときに「ゼファー魂」の横断幕がパドックにかかっていないことはよくあったが、単純に、数少ないヤマニンゼファー産駒が出走してないだけだと思い、なぜかかっていないのか、細かい条件を気にしたことがなかった。よって、上述の条件のときに果たして横断幕がなかったのかどうか、答えることはできない。
 よく知られているように、「ゼファー魂」の横断幕は必ず最先着で掲示許可を得るため、府中でも中山でも、パドックの一番いい場所に掲示される。掲示場所がわかっているのだから、テレビ中継の画面で横断幕がかかっているかどうかを確認するのも簡単である。
 だが、これは風情がない。
 今後も気長に自分の目でパドックを確認し、しかしヤマニンゼファー産駒がいなくなる前に、なんとか結論を出したい。

追記


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