geakml プラグイン
こちらのページでもちらっと書きましたが、ページに添付されたKMLファイルをGoogle Earth APIを用いて表示するFreeStyleWiki用のプラグインを作ってみました。
後述するように、利用するのにAPIキーが必要だったり、表示するのにブラウザにプラグインをインストールする必要があったりと、使い始めるまでがいろいろと面倒くさいプラグインです。でも、KMLファイルを表示するのに、まずGoogle Mapsで表示してからリンクのURLをコピーして、貼り付けたページを別のページからinclude_htmlで……という手順を毎回毎回繰り返すよりはましだと思い、プラグイン化することにしました。
これで毎度の手間は減りましたが、表示にブラウザ用のプラグインが必要なのはそのままで、しかもこのブラウザ用プラグインが、2008/12/05の時点でIEかFirefoxくらいにしか対応してない(GoogleのツールなのにGoogle Chromeに未対応!)、Windowsにしか対応してない(と思ったらMacには対応!)と、汎用性には大きく欠けるという問題が残るわけですが、まあ、そこはそれ……。
注意点
- 本プラグインの出力をブラウザで表示するためには、ブラウザ用プラグインである、Google Earth プラグインをインストールする必要があります。
- 自サイトで本プラグインを利用するためには、Google Maps API キーを登録する必要があります。
- 本プラグインで表示するためのKMLファイルは、直リンク画像表示プラグインを用いて、該当ページに添付されている必要があります。attach プラグインで添付されたKMLファイルは表示できません。
- よって、本プラグインで表示したいKMLファイルは、attach プラグインではなく、直リンク画像表示プラグインを用いて添付してください。
インストール
- Google Maps API キーを登録する(参照)。
- 以下のファイルをダウンロードする。
- geakml.zip(120)
- geakml.pmの57行目に記載のある変数「$key」に登録したAPIキーを設定する。
- plugin以下にインストールする。
使い方
{{geakml 20081113.kml,540,720,geakml プラグイン}}
- 「20081113.kml」はKMLファイルのファイル名。
- 上述の通り、KMLファイルは、直リンク画像表示プラグインを用いて、該当ページに添付されている必要があります。
- 「540」、「720」は、それぞれ、Google Earth APIによる表示領域の幅と高さ。
- 省略すると、それぞれ「400」、「300」になります。
- 「geakml プラグイン」は、KMLファイルが添付されているページ名。
- 省略すると、プラグインが記載されているページになります。
Google Earth で表示
- 表示に使ったKMLファイルは、二ヶ領用水散歩・続でのGPSのログから作成したものです。
参考および関連情報
- Google Earth API デベロッパー ガイド
- MAPconcierge Blog.: 本郷3DモデリングプロジェクトwithAPI
- Google本家のサンプルが動かず悩んでるときに参考にさせていただきました。ありがとうございます。
- BugTrack-plugin/261 直リンク画像表示プラグイン
- attach プラグインで添付されたファイルは、ファイル名が拡張子まで含めてエンコードされてしまってたり、ディレクトリのアクセス権限の問題があったりして、いまいち使いにくいので、KMLファイルは画像じゃないのに、このプラグインで添付してもらうことにしました。
- KMLの書式が、例を挙げてわかりやすく説明されています。ありがとうございます。
追記
2008/12/13にiframeを用いて表示するように修正しました。
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