日記/2011-5-16
AccessGraph プラグイン
「激走レンジのグラフ化の方法」で用いたGoogle Chart APIがものすごく便利。
そこで、これを何か他に使えないかと考えた結果、アクセスログからアクセス数をグラフに表示する、FreeStyleWiki用のプラグインを作ってみました。
インストールは以下の手順で進めてください。
Date::Calcのインストール
このプラグインでは、日付データのハンドリングにDate::Calcを使っていますので、これをインストールします。このモジュールのインストールにはコンパイルを伴うのですが、本サイトが運用されているさくらインターネットのサーバーの場合、AmazonSearch プラグインのProduct Advertising API対応のページでも紹介した、こちらのページに書かれているとおりの手順で準備を整えれば、後は簡単。
CPANシェルから、
cpan[1]> install Date::Calc
とやればOK。
インストールしたモジュールのパスの追加
上記でインストールしたモジュールがFreeStyleWikiのプラグインから使えるように、一般ユーザー環境でのCPANモジュールのパスを、FreeStyleWikiのwiki.cgiに追加します。
wiki.cgiの22行目辺りの以下の行に、
use lib './lib';
一般ユーザー環境でCPANモジュールをインストールしたパスを追加します。
use lib qw(./lib /home/xxxxxxxxx/local/lib/perl5/);
AccessGraph プラグインのインストール
以下のファイルをダウンロードし、plugin/access以下にインストールします。
- AccessGraph.pm(332)
Install.pm の修正
plugin/access/Install.pmに、以下の行を追加します。
$wiki->add_paragraph_plugin("accessgraph" ,"plugin::access::AccessGraph","HTML");
以上でインストール作業は完了です。
使い方
以下のような書式で、アクセスログからアクセス数をグラフ表示できます。
{{accessgraph 600,400}}
「600」はグラフの横幅(単位はピクセル)。最大値は1000。省略すると400になります。
「400」はグラフの高さ(単位はピクセル)。最大値は1000。省略すると300になります。
ただし、グラフの横幅X高さは300,000以下でなければなりません。これを超える値を設定すると、自動的に400X300になります。
参照情報
- local::libを使った非rootでのCPAN環境構築 - hide-k.net#blog
- さくらインターネットのサーバーへのPerlモジュールのインストール方法の紹介。ありがとうございます。
- Google Chart API入門
- とてもわかりやすいGoogle Chart APIの使い方の解説ページ。ありがとうございます。