日記/2008-2-11

最終更新時間:2008年02月11日 17時00分20秒

「KAMIKAZE神風」を読んで思い出したのは

 

No Item.

 石丸元章の「KAMIKAZE神風」を読了。大変に感動的な本でした。

 それはそれとして、この本の冒頭部分に、かなりどうでもいい話が記されています。
 九州への取材旅行へ向かう飛行機の中での話。同行者が座席に着いたとたん、シートベルトを最大限にのばしきって腰にぐるぐる巻きにした後、固結びにしてしまう。石丸があきれて「なにやってんの?」と同行者に聞くと、彼が言うには、いざはずそうとしても急にははずせないようにするためだと、で、シートベルトはずして良しのサインが出た後、トイレに行きたくなったふりをして、ベルトがはずれない!と大騒ぎするんだと。

真剣な顔でもれるもれる!!と大騒ぎすればどうでしょうか?
そして自分じゃアセってできないから早くベルトの結び目をほどいてくれ!!
とスチュワーデスに要求するのです。機内でションベンもらされちゃタマらんと
スチュワーデスはあわててオレのヒザとヒザの間にひざまずき、知的で美しい顔を股間に
埋めるようなエロティックな体勢で必死でベルトをはずそうと蠢くでしょう、
でも、ベルトはぎゅうぎゅうに腰にしばりつけてあるのでなかなかとれない。
股間にしゃがみこんで格闘するスチュワーデスがフェラーリしてるみたいなその姿を
充分に楽しむって寸法です

 この話を読んで思い出したのは、数年前の年間ベストにも挙がったとあるミステリー。

百番目の男
文藝春秋
ジャック・カーリイ/三角 和代
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 もう、全くもってこの通りのお話なんですけど(相手がスチュワーデスじゃないけど)。「KAMIKAZE神風」の出版が2001年、上のミステリーが2004年。ですが、ミステリーの方は著者がアメリカ人なんで、偶然の一致なんでしょうなあ。
 この手のエロ話は、世界中でポピュラーなものなんでしょうか?
 スケベ野郎が考えることは、洋の東西を問わずおんなじってこと?