日記/2008-12-29

最終更新時間:2008年12月29日 08時31分13秒

「騎手&厩舎」馬券の実験/22

 

 二ヶ月にわたった本実験の結果を以下にまとめる。
 なお、実験開始の経緯についてはこちら、実験の条件についてはこちらのページを、それぞれ参照のこと。
 
 実験期間中すべてのレース結果は以下の通り。

日付場所レース馬番馬名騎手・調教師着順単配当複配当
2008/11/01(土)東京81ダークエンジェル田中勝春・古賀慎明15--
2008/11/01(土)東京107キングルーキー田中勝春・古賀慎明9--
2008/11/02(日)東京513トウショウクエスト池添謙一・鶴留明雄4--
2008/11/02(日)東京718ミラクルハニー田中勝春・古賀慎明14--
2008/11/08(土)京都1115スプリングソング池添謙一・鶴留明雄1290150
2008/11/09(日)東京79トーセンステルス田中勝春・古賀慎明9--
2008/11/09(日)京都28リーディングパート池添謙一・鶴留明雄4--
2008/11/09(日)京都915ローズプレステージ藤岡佑介・橋口弘次郎8--
2008/11/15(土)東京94ビービーファルコン田中勝春・古賀慎明3-270
2008/11/15(土)京都18ローレルレガリス池添謙一・鶴留明雄1270140
2008/11/15(土)京都410レジェトウショウ池添謙一・鶴留明雄--
2008/11/15(土)京都53トウショウデザイア池添謙一・鶴留明雄2-140
2008/11/15(土)京都61マルカゼウス池添謙一・鶴留明雄9--
2008/11/15(土)京都1112アサカディフィート池添謙一・鶴留明雄10--
2008/11/16(日)京都712ラベ藤岡佑介・橋口弘次郎8--
2008/11/24(月)福島112レオマイスター田中勝春・古賀慎明13--
2008/11/24(月)京都63ブルーモーリシャス藤岡佑介・橋口弘次郎2-200
2008/11/29(土)東京811ニコニコママ田中勝春・古賀慎明12--
2008/11/29(土)京都812メイショウカルド藤岡佑介・岡田稲男3-300
2008/11/29(土)京都116スプリングソング池添謙一・鶴留明雄3-170
2008/11/29(土)京都1110ペールギュント藤岡佑介・橋口弘次郎11--
2008/11/30(日)京都29トウショウデザイア池添謙一・鶴留明雄5--
2008/11/30(日)京都914クイーンアリュール池添謙一・鶴留明雄12--
2008/12/06(土)中山316ラップミュージック田中勝春・古賀慎明14--
2008/12/06(土)中山1114フローテーション藤岡佑介・橋口弘次郎2-180
2008/12/06(土)阪神1117トップオブツヨシ池添謙一・鶴留明雄17--
2008/12/07(日)中山127ビービーファルコン田中勝春・古賀慎明1370140
2008/12/13(土)阪神313トウショウデザイア池添謙一・鶴留明雄8--
2008/12/20(土)中山122セプターレイン田中勝春・古賀慎明3-150
2008/12/20(土)中京1118クラウンプリンセス藤岡佑介・橋口弘次郎10--
2008/12/20(土)阪神212グリッターアイス池添謙一・鶴留明雄5--
2008/12/20(土)阪神107トウショウクエスト池添謙一・鶴留明雄5--
2008/12/21(日)阪神1118スプリングソング池添謙一・鶴留明雄4--
2008/12/27(土)阪神811デンコウミサイル池添謙一・鶴留明雄5--
2008/12/28(日)阪神1216ノットアローン藤岡佑介・橋口弘次郎12--

 収支は以下の通り。

投入額配当回収率的中回的中率
単勝350093026.57%38.57%
複勝3500184052.57%1028.57%
合計7000297042.43%1318.57%

 これを騎手・調教師の組み合わせ別に集計すると以下のようになる。

騎手・調教師単複投入額配当回収率的中回的中率
田中勝春・古賀慎明単勝100037037%110%
複勝100056056%330%
池添謙一・鶴留明雄単勝170056032.94%211.76%
複勝170060035.29%423.53%
藤岡佑介・橋口弘次郎単勝70000%00%
複勝70038054.29%228.57%
藤岡佑介・岡田稲男単勝10000%00%
複勝100300300%1100%

 実験期間中、藤岡佑介・岡田稲男は1回しかなく、これでは評価のしようもないが、この発生頻度はほぼ予想どおり。
 藤岡佑介・橋口弘次郎は7回と、過去の頻度からすると少し多め。新馬や重賞に乗せていることからも、橋口師は藤岡祐介を今後ますます積極的に使っていくのかもしれないが、少なくともこの二ヶ月間に関しては、藤岡騎手はいまひとつ結果を出せていない(フローテーションでステイヤーズSに勝っていれば、有馬記念にも乗せてもらえたかも)。
 池添謙一・鶴留明雄、田中勝春・古賀慎明の組み合わせは、本実験を始めるきっかけとなった「予想力ゼロでも勝つ競馬投資入門」でも推奨されている。ただし、この本には、池添謙一・鶴留明雄には「1番人気以外」、田中勝春・古賀慎明には「2頭出し」「連闘」「東京・新潟コース」のいずれか、という条件を追加して絞り込め、とあるのだが、この条件を追加しても、実験期間中の収支がプラスに転じることはない。期間中の池添謙一・鶴留明雄の2勝はいずれも1番人気だし、田中勝春・古賀慎明は府中で0勝、連闘はなく、2レースあった2頭出しでは両方カッチーが乗ってない方が先着している。つまり、前述の絞り込み条件は、収支に無関係か、より悪化させることになるものばかりなのである。
 このように、少なくともこの実験では、前掲書に述べられている「システム」で、プラス収支を達成することはできなかった。まあ、「システム」の実態がはっきり書かれていない以上、本の内容が悪いのではなく、私のやり方が悪いだけ、ということなのかもしれないが。
 
 しかし、池添謙一・鶴留明雄、田中勝春・古賀慎明については、的中率だけ見ると、そう悪くない。実験期間中には、たまたま人気薄での激走がなかっただけ、と考えることもできなくはない。
 組み合わせを選択する際、3年間の成績を基にしたことを考えると、今後このままこの実験をある程度の長期間(例えば1年くらい)継続すれば、もしかしたら、収支がプラスに転じることがあるかもしれない。
 だが、二ヶ月間、35レース買い続け、4030円損しても、はっきりした結果が出ない実験は、少なくとも私にとっては、時間がかかりすぎ。
 今後とも、これらの騎手と厩舎の組み合わせについてはウォッチしていくが、予定どおり本実験はここで終了としたい。
 

<- 前のページ

  • 01 - 2008年10月30日 13時57分19秒
  • 02 - 2008年10月31日 17時14分17秒
  • 03 - 2008年11月01日 07時15分11秒
  • 04 - 2008年11月02日 21時32分45秒
  • 05 - 2008年11月07日 20時48分04秒
  • 06 - 2008年11月09日 16時50分11秒
  • 07 - 2008年11月14日 12時17分23秒
  • 08 - 2008年11月16日 14時02分48秒
  • 09 - 2008年11月20日 19時22分12秒
  • 10 - 2008年11月24日 16時40分17秒
  • 11 - 2008年11月27日 21時19分11秒
  • 12 - 2008年11月30日 16時19分16秒
  • 13 - 2008年12月03日 14時38分16秒
  • 14 - 2008年12月04日 19時02分09秒
  • 15 - 2008年12月07日 18時37分34秒
  • 16 - 2008年12月11日 18時19分48秒
  • 17 - 2008年12月14日 19時37分41秒
  • 18 - 2008年12月18日 18時56分11秒
  • 19 - 2008年12月21日 16時09分32秒
  • 20 - 2008年12月25日 18時52分36秒
  • 21 - 2008年12月28日 16時59分07秒
  • 22 - 2008年12月29日 08時28分54秒