日記/2007-12-17

アニメにちなんだ馬名

　今年（2007年）の有馬記念の登録馬を眺めていて、プリンセスルシータの馬名が、「天空の城ラピュタ」にちなんだものであることに気づきました。
　アニメで育った世代が馬主になる時代、アニメから馬名を取ることも増えているのかもと思い、早速TARGETで調べてみました。
　「馬名の意味由来」の中に「アニメ」という文字が含まれている馬を抜き出すと、このデータが提供されている2歳から7歳の馬（8歳以上でも一部の馬のものは提供されていますがここでは無視）27862頭中、以下の表に示す33頭。「馬名の意味由来」に「アニメ」が含まれていなくてもアニメにちなんでいる名前の馬はたくさんいるでしょうが（例えばこの馬とか）、一頭一頭チェックするわけにもいかないのでここでは無視します。
　なお、最後の行の「作品名」については、「馬名の意味由来」に記載のあるものはそれを、ないものは私の判断で記載しました。本当にそこから取ったのかよくわからないものについては、末尾に「（？）」をつけておきました。

　意外にも一番人気は、セイウンロデム、サンワードロデム、ライブリロデムの3頭に取られているロデム（バビル2世）。黒豹ロデムの精悍なイメージが、馬名にお誂え向きだと感じられるのでしょうか。
　バビル2世からはマコトロプロスという馬もいて合計4頭。作品名としてもドラゴンボールと並んでトップです。ドラゴンボールはチアズの馬が3頭もいる（みな3歳で、シリーズ馬名ですね）のですが、バビル2世は4頭すべての馬主が違うという人気ぶりです。
　以下、ガンダム関連が3頭、ふたりはプリキュア関連とポパイが2頭、これらが複数の馬がいる作品となっています。
　馬主さんの年齢を考えると、ちょっと古めのアニメの方が人気がありそうな気もしますが、「ふたりはプリキュア」からとる場合もあったりして、お子さん（もしくはお孫さん）にねだられたのかしら、それとも……とか、それにしてもなぜ今レザリオンなのか（マルシゲレザリオンは2歳）とか、いろいろ考えてしまいます。