日記/2011-5

2011-5-29

「ウルトラ回収率」の実験/50

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証44日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/29（日）、当てはまるのは以下の21頭（馬券も21点）、15の「裏技」。

　
　検証44日目（2011/05/29（日））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は580円のマイナス、京都は210円のマイナス、新潟は120円のプラス。
　ダービーは道悪をものともせず皐月賞馬オルフェーヴルの完勝。
　

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2011-5-28

「ウルトラ回収率」の実験/49

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証43日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/28（土）、当てはまるのは以下の30頭（馬券も30点）、17の「裏技」。

　
　検証43日目（2011/05/28（土））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は510円のマイナス、京都は740円のマイナス、新潟は全敗で700円のマイナス。
　

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2011-5-25

種牡馬辞典と種牡馬事典

　

　自由国民社から出ている「パーフェクト種牡馬辞典」は、2011年度版で創刊20周年を迎えた。

　それに伴い、執筆陣が田端到と加藤栄から、辻三蔵と久保和功に変わり、内容も大幅にリニューアルされた。種牡馬の現役時代の挿話のスペースが縮小され、その分血統表が三代から五代にと拡大、産駒の成績もカラーのグラフと表で大きく分かりやすく表示されている。名馬読本的性格が和らげられ、データ重視となったわけである。
　一方、田端到と加藤栄は、東邦出版から「田端到・加藤栄の種牡馬事典2011-12」を出している。

　グラフがカラー化されたり、カラーページの比率が増えたりと、細かな違いはあるものの、まさに昨年までの「パーフェクト種牡馬辞典」そのもの。
　なぜ、20年目にして自由国民社から東邦出版へと「引越し」したのか。編集後記に「まずは、ご迷惑をおかけしてしまった読者のみなさまに、心よりお詫びをさせていただきます」との言葉があるものの、はっきりとした理由はどこにも書かれていない。
　ただし、著者の二人だけではなく、編集者も一緒に「引越し」したらしいことは、「編集・大越」との署名のある編集後記や緒言を読めばわかる。
　それよりなにより驚いたのは、その大越正実が記した「はじめに／20年目の新創刊」の「20年目の誤植直し」の以下の部分。

『パーフェクト種牡馬辞典』（自由国民社 1992年）は、予想を超える反響を得て、続々と増刷を重ね、年度版として定着しました。ただ、正直に告白しますが、ぼくはその本で編集屋人生最大の誤植を犯してしまったのです。“辞典”じゃないだろ、“事典”だろ！ でもねえ、あまりに売れて、なおかつ続いたものだから、直すキッカケを失ってしまったのですね。

　20年間かかさず「パーフェクト種牡馬辞典」を買ってきたが、全く気づかなかった。
　こういうことを書くのだから当たり前だが、東邦出版版はきちんと「種牡馬事典」となっている。

2011-5-22

「ウルトラ回収率」の実験/48

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証42日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/22（日）、当てはまるのは以下の43頭（馬券も43点）、22の「裏技」。

　
　検証42日目（2011/05/22（日））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は1000円のマイナス、京都は280円のプラス、新潟は740円のマイナス。
　オークスは忘れな草賞組のデュランダル産駒エリンコート。
　

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2011-5-21

「ウルトラ回収率」の実験/47

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証41日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/21（土）、当てはまるのは以下の41頭（馬券も41点）、23の「裏技」。

　
　検証41日目（2011/05/21（土））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は1010円のマイナス、京都は440円のプラス、新潟は全敗で1300円のマイナス。
　

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2011-5-16

AccessGraph プラグイン

　

　「激走レンジのグラフ化の方法」で用いたGoogle Chart APIがものすごく便利。
　そこで、これを何か他に使えないかと考えた結果、アクセスログからアクセス数をグラフに表示する、FreeStyleWiki用のプラグインを作ってみました。
　
　インストールは以下の手順で進めてください。

• Date::Calcのインストール
• インストールしたモジュールのパスの追加
• AccessGraph プラグインのインストール
• Install.pm の修正

Date::Calcのインストール

　このプラグインでは、日付データのハンドリングにDate::Calcを使っていますので、これをインストールします。このモジュールのインストールにはコンパイルを伴うのですが、本サイトが運用されているさくらインターネットのサーバーの場合、AmazonSearch プラグインのProduct Advertising API対応のページでも紹介した、こちらのページに書かれているとおりの手順で準備を整えれば、後は簡単。
　CPANシェルから、

cpan[1]> install Date::Calc

とやればOK。

インストールしたモジュールのパスの追加

　上記でインストールしたモジュールがFreeStyleWikiのプラグインから使えるように、一般ユーザー環境でのCPANモジュールのパスを、FreeStyleWikiのwiki.cgiに追加します。
　wiki.cgiの22行目辺りの以下の行に、

use lib './lib';

　一般ユーザー環境でCPANモジュールをインストールしたパスを追加します。

use lib qw(./lib /home/xxxxxxxxx/local/lib/perl5/);

AccessGraph プラグインのインストール

　以下のファイルをダウンロードし、plugin/access以下にインストールします。

• AccessGraph.pm(332)

Install.pm の修正

　plugin/access/Install.pmに、以下の行を追加します。

$wiki->add_paragraph_plugin("accessgraph" ,"plugin::access::AccessGraph","HTML");

　以上でインストール作業は完了です。

使い方

　以下のような書式で、アクセスログからアクセス数をグラフ表示できます。

{{accessgraph 600,400}}

　「600」はグラフの横幅（単位はピクセル）。最大値は1000。省略すると400になります。
　「400」はグラフの高さ（単位はピクセル）。最大値は1000。省略すると300になります。
　ただし、グラフの横幅X高さは300,000以下でなければなりません。これを超える値を設定すると、自動的に400X300になります。

参照情報

• local::libを使った非rootでのCPAN環境構築 - hide-k.net#blog
  • さくらインターネットのサーバーへのPerlモジュールのインストール方法の紹介。ありがとうございます。
• Google Chart API入門
  • とてもわかりやすいGoogle Chart APIの使い方の解説ページ。ありがとうございます。

2011-5-15

激走レンジのグラフ化の方法

　

　再改良によって、ほぼ満足いくものとなった、激走レンジのグラフ化だが、グラフの作成方法を以下に説明する。

• TARGETで「出馬表レース選択」画面を開く
• ファイルメニューから、「出馬表一括出力(O)」を選択
• <<出馬表一括出力>>の「全馬成績CSV出力(S)」の「[設定]成績データ・項目設定」を選択
• 選択する出力項目は以下の通り
  • 年
  • 月
  • 日
  • 場所
  • 芝・ダ
  • 距離
  • 馬場状態
  • 馬名
  • 性別
  • 年齢
  • 確定着順
  • 異常コード
  • 着差タイム
  • 血統登録番号
• <<出馬表一括出力>>の「全馬成績CSV出力(S)」の「成績データ（ユーザー設定）」を選択
• 対象レースを選択し「OK」を押下、出力ファイル名を入力して、ファイル出力（ここでは「DS110515.CSV」）
• 出力されたファイルを、Perlが実行できる環境へ持っていく（WindowsのActivePerlやCygwin、Linux環境など）
• nkf等を用いて、ファイルの文字コードをUTF8にする

 nkf -w -Lu DS110515.CSV > ds110515.csv

• 以下のスクリプトをダウンロード
  • gekisou.pl(403)
• スクリプトにファイルを食わせる

 ./gekisou.pl ds110515.csv > ds110515.html

• Perlのモジュール（Date::Calc）が不足していてエラーが出る場合には、適宜インストールする
• 出来上がったhtmlファイル（2011/05/15分）はこんな感じ。

　ヴィクトリアマイルの出走馬を抜き出したファイルはこちら。ブエナビスタとアパパネの一騎打ちムードだが果たして……。

「ウルトラ回収率」の実験/46

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証40日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/15（日）、当てはまるのは以下の40頭（馬券は41点）、22の「裏技」。

　
　検証40日目（2011/05/15（日））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は190円のマイナス、京都は1260円のプラス、新潟は220円のプラス。
　裏技85の勝浦騎手が3勝の固め打ち。それもあって本日は41戦13勝で1290円のプラスとなった。
　

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2011-5-14

「ウルトラ回収率」の実験/45

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証39日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/14（土）、当てはまるのは以下の38頭（馬券は39点）、23の「裏技」。

　
　検証39日目（2011/05/14（土））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は1800円のプラス、京都は760円のプラス、新潟は全敗で1000円のマイナス。
　東京9Rのコスモロビンは2着に来て複勝で840円もついたが、裏技3の単勝30倍以下という足切りに引っかかってあえなく除外（単勝41.6倍）。
　

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2011-5-13

激走レンジのグラフ化の再改良

　

　すでに一度改良を行った、激走レンジのグラフ化だが、さらに下記のような修正を行った。

• JRAの競馬場以外での成績を「x」で表示
• ポイントを暗めの色に変更
• グラフ生成スクリプトのバグ修正（阪神の成績のプロットが変だった）

　で、出来上がったグラフ（2011/05/14分）はこちら。
　しかし、このグラフを見ても、この馬が激走しそう！、なんてことは全然わからない。せいぜい、京都9Rのコーストバンクシアが怪しそうなくらいか……。

追記

　京都9Rのコーストバンクシアは、道中3、4番手にはいたものの、ずっと外を回って結局直線ズブズブで12着……。

2011-5-10

イメージの連鎖方式デジタル感覚SF読書ガイド

　

　スターログ1980年10月号に掲載されているブックガイドをリストに、またそこに掲載されているチャートを強引に復元してみた。
　特集「1980:A SPACE ODYSSEY」の第2の記事として、表紙には「"SFする！"趣味別実用版ビジュアル・ブック・ガイド100」とあるこのガイド。しかし実際の記事としてのタイトルは「80年代ビジュアル・エイジに贈る イメージの連鎖方式デジタル感覚SF読書ガイド」となっている。
　構成は、伊藤典夫、鏡明、川又千秋、井口健二、白川星紀の面々。
　30年以上前のセレクトなので確かに古臭い感じもするが、その一方オールタイムベスト級の作品もバンバン入ってるので、いまでもそこそこ通用するリストに仕上がっていると思う。

　「スタート前のガイダンス」から少し引用する。

テクノロジーの進歩のおかげで、SF小説のイメージ世界をスクリーンに投影することは、今日しだいに不可能ではなくなってきている。だが最良のSF小説を、満足ゆくまでにフィルムに再現するには、まだまだ日がかかるだろう。というわけで考え出されたのが、イメージ連鎖方式によるSF読書ガイドである。
　例えばSWのシナリオ第三稿には、テルミナスという惑星の名があり、映画ではC-3POが「スパイス農場」という言葉を使う。ところがテルミナスは、アシモフの『銀河帝国の興亡』に登場する惑星、スパイスはもちろんハーバートの『デューン砂の惑星』の産物。ジョージ・ルーカスは明らかにこの二作を下敷きにしており、読むとまさしくSWのイメージ世界につながるものが見つかるというわけだ。

　また、ブックガイドの冒頭にはこうある。

★読書の出発点は、"スター・ウォーズ"、"未知との遭遇"、"2001年宇宙の旅"、"スター・トレック"、"キング・コング"、の中から、自分の好きな映画を選んでスタートすること。以後は矢印の方向に読み進めれば、各作品に共通するイメージに沿ってSFの世界を探検できます。

　途中、以下のような注意書きも。

★このガイドは小説だけではなく、映画も漫画も含めてSF的なイメージの流れに従って構成してあります。

　以下にその「イメージの連鎖方式」のチャートを、Graphvizのdotで表現してみた。チャートの形は雑誌に掲載されているものとは全然違うものとなっているが、ノード間の接続は同じになっている。各ノードは、チャートの下に表示されているリストの各ページへのリンクになっており、各々のページには、AmazonおよびYahooでの検索結果が表示されている。

　表紙に書かれている見出しからもわかるように、今や誰もそんなことは気にしていない「ヤマト、ガンダム、コナンはSFなのか？」（ここでいう「コナン」はもちろん「名探偵」ではなく「未来少年」の方）なんてことが大真面目に議論されていた時代。SFマニアの狭量なセクショナリズムと言ってしまえばそれまでだが、それだけ「SF」が大事にされていたとも言える。そういう時代の「SF的なイメージの流れ」が下記のチャートから汲み取れるだろうか。
　なお、このチャートは、dotからSVGに変換してHTMLに埋め込んでいるのだが、Firefox4やChrome11では描画できたが、IE9では描画できないようだ。
　

番号	作品	著者	出版社
デジタル感覚SF読書ガイド/1	スター・ウォーズ	ジョージ・ルーカス	20世紀フォックス
デジタル感覚SF読書ガイド/2	The Art of Star Wars	Carol Titelman	Ballantin
デジタル感覚SF読書ガイド/3	レンズマン・シリーズ	E・E・スミス	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/4	キャプテン・フューチャー・シリーズ	エドモンド・ハミルトン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/5	火星シリーズ	E・R・バローズ	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/6	階層宇宙シリーズ	フィリップ・ホセ・ファーマー	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/7	リバー・ワールド・シリーズ	フィリップ・ホセ・ファーマー	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/8	冒険の惑星	ジャック・ヴァンス	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/9	悪鬼の種族	ジェイムズ・H・シュミッツ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/10	星を継ぐもの	ジェイムズ・P・ホーガン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/11	虎よ、虎よ！	アルフレッド・ベスター	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/12	幻魔大戦	平井和正/石森章太郎	秋田書店
デジタル感覚SF読書ガイド/13	人間以上	シオドア・スタージョン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/14	武器店シリーズ	A・E・ヴァン・ヴォークト	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/15	スラン	A・E・ヴァン・ヴォークト	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/16	地球へ…	竹宮恵子	朝日ソノラマ
デジタル感覚SF読書ガイド/17	マン・プラス	フレデリック・ポール	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/18	終わりなき戦い	ジョー・ホールドマン	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/19	アンドロイドは電気羊の夢を見るか？	フィリップ・K・ディック	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/20	アルクトゥルスへの旅	デヴィッド・リンゼイ	サンリオSF文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/21	銀河帝国の興亡	アイザック・アシモフ	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/22	バベル17	サミュエル・R・ディレイニー	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/23	光の王	ロジャー・ゼラズニイ	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/24	地球の長い午後	ブライアン・W・オールディス	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/25	スター・キング	エドモンド・ハミルトン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/26	神の目の小さな塵	ニーヴン＆パーネル	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/27	デューン砂の惑星	フランク・ハーバート	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/28	闇の左手	アーシュラ・K・ル＝グウィン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/29	中継ステーション	クリフォード・D・シマック	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/30	リングワールド	ラリイ・ニーヴン	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/31	指輪物語	J・R・R・トールキン	評論社文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/32	アンバーの九王子	ロジャー・ゼラズニイ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/33	ゲド戦記	アーシュラ・K・ル＝グウィン	岩波書店
デジタル感覚SF読書ガイド/34	妖女サイベルの呼び声	パトリシア・A・マキリップ	早川文庫FT
デジタル感覚SF読書ガイド/35	竜の谷	佐藤史生	プチ・フラワー連載
デジタル感覚SF読書ガイド/36	ナルニア国物語	C・S・ルイス	岩波書店
デジタル感覚SF読書ガイド/37	ペリー・ローダン・シリーズ	クラーク・ダールトン他	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/38	スター・トレック		パラマウント
デジタル感覚SF読書ガイド/39	月を売った男	ロバート・A・ハインライン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/40	メトセラの子ら	ロバート・A・ハインライン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/41	宇宙都市シリーズ	ジェイムズ・ブリッシュ	早川文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/42	宇宙船ビーグル号	A・E・ヴァン・ヴォークト	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/43	宇宙気流	アイザック・アシモフ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/44	重力への挑戦	ハル・クレメント	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/45	The Making of Kubrick's 2001	J・エイゲル編	Signet
デジタル感覚SF読書ガイド/46	サイレント・ランニング	ダグラス・トランブル	ユニバーサル
デジタル感覚SF読書ガイド/47	メトロポリス	フリッツ・ラング	パラマウント
デジタル感覚SF読書ガイド/48	わたしはロボット	アイザック・アシモフ	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/49	バーサーカー皆殺し軍団	フレッド・セイバーヘーゲン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/50	未来惑星ザルドス	ジョン・ブアマン	20世紀フォックス
デジタル感覚SF読書ガイド/51	幼年期の終わり	アーサー・C・クラーク	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/52	巨人たちの伝説	星野之宣	集英社
デジタル感覚SF読書ガイド/53	2001年宇宙の旅	スタンリー・キューブリック	ワーナー
デジタル感覚SF読書ガイド/54	都市と星	アーサー・C・クラーク	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/55	宇宙の眼	フィリップ・K・ディック	早川世界SF全集
デジタル感覚SF読書ガイド/56	星からの帰還	スタニスワフ・レム	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/57	未知との遭遇	スティーヴン・スピルバーグ	ソニー
デジタル感覚SF読書ガイド/58	宇宙のランデブー	アーサー・C・クラーク	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/59	ハイネックやデニケンの作品	J・アレン・ハイネック/エーリッヒ・フォン・デニケン
デジタル感覚SF読書ガイド/60	宇宙戦争	H・G・ウェルズ	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/61	人形つかい	ロバート・A・ハインライン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/62	盗まれた街	ジャック・フィニィ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/63	人類皆殺し	トーマス・M・ディッシュ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/64	地球に堕ちてきた男	ニコラス・ローグ	ユニバーサル
デジタル感覚SF読書ガイド/65	異星の客	ロバート・A・ハインライン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/66	キングコング	メリアン・C・クーパー	IVC
デジタル感覚SF読書ガイド/67	猿の惑星	ピエール・ブール	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/68	死の世界	ハリイ・ハリスン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/69	子供の消えた惑星	ブライアン・W・オールディス	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/70	渚にて	ネヴィル・シュート	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/71	結晶世界	J・G・バラード	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/72	洞窟の女王	H・R・ハガード	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/73	黄金郷の蛇母神	エイブラム・メリット	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/74	大宇宙の魔女	C・L・ムーア	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/75	ゴル・シリーズ	ジョン・ノーマン	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/76	バーバレラ	ロジェ・バディム	パラマウント
デジタル感覚SF読書ガイド/77	コナン・シリーズ	R・E・ハワード	早川文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/78	失われた世界	コナン・ドイル	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/79	ペルシダー・シリーズ	E・R・バローズ	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/80	ルーンの杖秘録	マイケル・ムアコック	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/81	ファファード＆グレイ・マウザー	フリッツ・ライバー	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/82	ブラク・シリーズ	ジョン・ジェイクス	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/83	ゾンガー・シリーズ	リン・カーター	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/84	鉄の夢	ノーマン・スピンラッド	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/85	高い城の男	フィリップ・K・ディック	早川SFシリーズ
デジタル感覚SF読書ガイド/86	ファイナル・カウント・ダウン	ドン・テイラー	ユナイテッド
デジタル感覚SF読書ガイド/87	タイム・マシン	H・G・ウェルズ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/88	火星のタイムスリップ	フィリップ・K・ディック	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/89	タイム・パトロール	ポール・アンダースン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/90	夏への扉	ロバート・A・ハインライン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/91	レベル3	ジャック・フィニィ	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/92	たんぽぽのお酒	レイ・ブラッドベリ	晶文社
デジタル感覚SF読書ガイド/93	華氏451	フランソワ・トリュフォー	ユニバーサル
デジタル感覚SF読書ガイド/94	1984年	ジョージ・オーウェル	早川文庫NV
デジタル感覚SF読書ガイド/95	われら	ザミャーチン	講談社文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/96	黙示録3174年	ウォルター・ミラーJr	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/97	残像	ジョン・ヴァーリィ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/98	夜の大海の中で	グレゴリイ・ベンフォード	早川書房
デジタル感覚SF読書ガイド/99	ソラリスの陽のもとに	スタニスワフ・レム	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/100	エイリアン	リドリー・スコット	20世紀フォックス
デジタル感覚SF読書ガイド/101	ラブクラフト傑作集	H・P・ラブクラフト	創元推理文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/102	暗黒神話	諸星大二郎	集英社
デジタル感覚SF読書ガイド/103	宇宙の戦士	ロバート・A・ハインライン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/104	宇宙兵ブルース	ハリイ・ハリスン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/105	怪人アッカーマン	新田たつお	双葉社
デジタル感覚SF読書ガイド/106	発狂した宇宙	フレドリック・ブラウン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/107	世界ユーモアSF傑作選	浅倉久志編	講談社文庫
デジタル感覚SF読書ガイド/108	キッカイくん	永井豪	朝日ソノラマ
デジタル感覚SF読書ガイド/109	日本むつかし話	高信太郎	奇想天外社
デジタル感覚SF読書ガイド/110	スリーパー	ウッディ・アレン	20世紀フォックス
デジタル感覚SF読書ガイド/111	藤子不二雄異色短編集	藤子不二雄	小学館
デジタル感覚SF読書ガイド/112	パタリロ！	魔夜峰央	白泉社
デジタル感覚SF読書ガイド/113	タイタンの妖女	カート・ヴォネガットJr	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/114	火星人ゴーホーム	フレドリック・ブラウン	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/115	不条理日記	吾妻ひでお	奇想天外社
デジタル感覚SF読書ガイド/116	火星年代記	レイ・ブラッドベリ	早川文庫SF
デジタル感覚SF読書ガイド/117	スターレッド	萩尾望都	小学館
デジタル感覚SF読書ガイド/118	ナイトランド	ウィリアム・H・ホジスン	月刊ペン社

2011-5-9

「ウルトラ回収率」の実験/44

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験。実験の条件等はこちらを参照のこと。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　決してキリのいいタイミングではないが、ここまでの裏技別の収支をまとめてみた。

　トータルの収支のマイナス額が複勝の方が単勝よりも多いことからもわかるように、総じて複勝の裏技のほうがマイナスになっているものが多い。ひとえに的中時のリターンが少ないためだと思われる。
　実験開始から4ヶ月。裏技通りに馬券を買っていくとどうなるのか、本当に使える裏技はどれなのか検証するために始めた実験だが、震災の影響もあって、思ったよりサンプル数が少ない。また、まだ夏競馬の検証も行なわれていない。もう少し実験を続けようと思う。
　

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2011-5-8

激走レンジのグラフ化の改良

　

　一昨日行った激走レンジのグラフ化だが、もうひとつ見にくいグラフだったので、古いレース結果ほどポイントのサイズを小さくし、また背景をストライプにするという改良を施してみた。これで少しは見やすくなったのでは（2011/05/08分のグラフはこちら）。
　NHKマイルの出走馬のグラフを抜き出してみたのがこちら。府中の1600は、1800以上の距離の実績のある馬が有利、などと言われるが、そういう馬は案外少ないことがよくわかる。

「ウルトラ回収率」の実験/43

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証38日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/08（日）、当てはまるのは以下の53頭（馬券も53点）、25の「裏技」。

　
　検証38日目（2011/05/08（日））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は400円のマイナス、京都は250円のプラス、新潟は810円のマイナス。
　NHKマイルは裏技2でピックアップされていたグランプリボス。サクラバクシンオー×サンデーサイレンスで、マイルも十分こなすことができた。
　

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2011-5-7

「ウルトラ回収率」の実験/42

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証37日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/07（土）、当てはまるのは以下の44頭（馬券は45点）、22の「裏技」。

　
　検証37日目（2011/05/07（土））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は1450円のマイナス、京都は1500円のマイナス、新潟は850円のプラス。
　プリンシパルステークスは青葉賞から連闘で挑んだトーセンレーヴの勝利だったが、裏技8でピックアップされていた（裏技としてはハズレだが）ムーンリットレイクの2着には驚いた。いつの間にか優先出走権が1着にしかあたえられなくなっていたため、ダービーには出られないが、今後に期待が持てる。
　

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2011-5-6

激走レンジのグラフ化

　

　棟広良隆「激走レンジ2」を読了。一度読んだくらいでは頭に入りきらないくらい中身が濃い。今後、何度も読み返すことになるだろう。
　本書でいう「激走レンジ」とは、各々の馬が得意な条件が、距離、馬場の重さ、坂のありなしという三つの観点から区分したレンジに当てはめて把握できる、その条件のこと。
　言葉で書くとなんだか分かりにくいが、以下の表を見ればおわかりいただけるのではないか(カーソルをのせると拡大)。

　例えば、キングストリートの激走レンジは軽い芝の1600、という風に使う。
　また、馬によっては激走レンジ近辺に好走レンジが広がっている場合があり、その範囲内ならそこそここなせることもある。
　
　どの条件がその馬の激走レンジであるのかということは、過去の戦歴から判断するわけだが、飲み込みの悪い頭の持ち主である私にとって、TARGETや競馬新聞の馬柱を眺めてもどうにも判断しづらい。
　そこで、その馬の過去の戦歴を上記の表の上にプロットし、オヤジ用語でいうところの「見える化」というか、グラフ化することで、激走レンジの判断がしやすくなるのではないか、と思いついた。
　以下、グラフ化の方法を説明する。

• X軸
  • ((距離-1200)/200*3+補正値)*5
• 補正値
  • 芝
    • 重い芝の函館、札幌は+1
    • 重い芝＋急坂の中山、阪神は+2
    • ただし秋開催の中山、阪神は+1（馬場が軽めのため）
    • 馬場状態が重、不良は+1
  • ダート
    • 重いダートの新潟、小倉、函館は+1
    • 重いダート＋急坂の中山、阪神は+2
    • 馬場状態が重、不良は-1
    • ただし小倉は稍重で-1（雨の影響が大きい）
  • 補正値は0〜2の範囲内
• Y軸
  • 100-着差*50

　できたグラフはこんな感じ。2011/05/07の出走馬の戦歴をグラフ化してみた。グラフはGoogle Chart APIで描画している。
　で、激走レンジの判断がしやすくなったかというと、うーん……。

追記

• 2011/05/08に「激走レンジのグラフ化の改良」を追加
• 2011/05/13に「激走レンジのグラフ化の再改良」を追加
• 2011/05/15に「激走レンジのグラフ化の方法」を追加

2011-5-4

ブラッドベリとラジの「万華鏡」

　

　本棚の整理をしていて、サンリオ文庫から出ていたブラッドベリの短篇集「万華鏡」を見つけた。訳者は川本三郎。
　ラジのアルバム「Espresso」に収録されている曲「万華鏡」は、この短篇集の書名ともなっている名作「万華鏡」をモチーフにしている。
　事故で破裂した宇宙船から、宇宙空間に投げ出された乗組員たち。彼らはめいめい別の方向に飛び散っていく。

　みんな孤独だった。彼らの声は、星の深淵にひびいていく神の言葉のこだまのように消えていった。隊長は月に落ちていく。ストーンは流星群と一緒だ。あそこをいくスティムソンとアプルゲイトは冥王星の方向だ。あそこのスミスとターナーとアンダーウッドの三人は、子供のころ、これはなんの形だろうと長いこと考えて遊んだ、あの万華鏡のかけらのように遠くに散らばっていく。
　そして俺は？　とホリスは思った。俺には何ができる？ ぱっとしない、むなしい人生をつぐなうためにいま何ができるというのか？　俺が長年かかった集めてきて、それでいて自分のなかにそんなものがあるとは気がつきもしなかった、あのいやしい心。それを償うために、なにかひとつでもひとによいことをすることができたなら！　だがここには自分しかいない。ひとりきりで、どうしてひとによいことができる？　だめだ。明日の夜、俺は地球の大気圏にぶつかるだろう。
　おれは燃えるだろう、と彼は思った。燃えつきて灰になり大陸にばらまかれるのだ。その時、おれは役に立つだろう。小さな灰でも灰には変わりない。大地の一部になるのだ。
　彼は、弾丸のように、小石のように、鉄のおもりのように、勢いよく落ちていった。もはや彼は一個のものだった。悲しいとも嬉しいともなんとも思わない。ただ、すべてが終わったいま彼はひとつでもいいことをしたかった、自分ひとりにしかわからないいいことを。それだけが願いだった。
　大気圏にぶつかったら、俺は流星のように燃えるだろう。
「ああ」と彼はいった。「だれか俺を見てくれるだろうか」

ラジ_エスプレッソ - 万華鏡

　
　サンリオ文庫版はとうに絶版だが、ハヤカワ文庫「刺青の男」で「万華鏡」を読むことができる。

2011-5-1

「ウルトラ回収率」の実験/41

　

　競馬王新書「ウルトラ回収率 本当に使える回収率だけを集めた馬券の裏技200」の「裏技」どおり馬券を買ってみる（つもりの）実験の検証36日目。実験の条件等はこちらを参照のこと。
　2011/05/01（日）、当てはまるのは以下の48頭（馬券も48点）、23の「裏技」。

　
　検証36日目（2011/05/01（日））の収支は以下のとおり。

　ここまでのトータルの収支は以下のとおり。

　
　開催別の収支は、東京は10円のプラス、京都は1720円のマイナス、新潟は770円のプラス。
　馬券別の収支は、単勝は1700円のプラス、複勝は2640円のマイナス。
　天皇賞は裏技35の関東所属の馬ではなく、関西馬ヒルノダムールが勝った。
　

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