日記/2010-12

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2010-12-25

NoIndex プラグイン

 

 つまらないものですが、一応FreeStyleWikiのプラグインです。

使い方

{{noindex}}

 上記のように書くと、そのページのヘッダに以下のコードが出力されます。

<meta name="robots" content="noindex,nofollow,noarchive">

 これでそのページは検索エンジンのロボットに無視され、インデックスされないはず。

 それこそ検索したところでは、このメタタグを書けばロボットよけになるよ、ということらしいのですが、本当にそうなのかということを実動作では確かめてません。
 ただ、このプラグイン記載でヘッダに上記のメタタグが出力されることだけは確実。

インストール

  • 以下のファイルをダウンロードし、plugin以下にインストールします。


2010-12-13

アメトーーク!天下一品芸人

 

 2010/12/09深夜放送の「アメトーーク!」のテーマは「天下一品芸人」。なかなか面白かった。
 番組中では河内屋菊水丸やベッキー出演のCMが流されたが、私のお気に入りはこれ。

天下一品CM

 
 そういえば、上京してからは一度も天下一品へ行ってないということに、今さらながら気づいた。学生時代には月に二、三度は通っていたというのに。
 最近は関西地方だけでなく、全国に店舗展開しているようだ。番組中でも全国分布図が紹介された。
 

 
 久しぶりに行ってみるか、近場ではどこにあるんだろうかと、天下一品の店舗検索のページを見てみると、確かに店舗がどこにあるのか調べる機能としては十分なのだが、どうも見た感じがイマイチ。私としては、アメトーークで見たような日本地図上での店舗の分布図が見たかったのだ。

 で、作ってみた(コンパクト表示版はこちら)。
 注意点は以下の通り。

  • 2010/12/13時点のデータを元に作成
    • 面倒なので更新しない
  • 一部住所の記載を変更
    • いわゆる「郵便住所」にした
    • GoogleMapが表示されるよう、字(あざ)を取ったり入れたりした
    • 誤記訂正
  • ハワイ店は無視
  • 各店舗のページには近隣の地図を表示


2010-12-6

ゼファー魂・続続

 

 以前から、「ゼファー魂」、「ゼファー魂・続」のページに書いてきたように、「ゼファー魂」の横断幕とヤマニンゼファー産駒の出走状況との関係を、ゆるーい感じで検証してきたが、YouTubeにすべての謎が解き明かされる動画が投稿されていたので、以下に紹介する。
 

ゼファー魂

 
 上記の動画を見ていただけば、それ以上書くことはないのだが、この動画はグ○○ン・チャンネルの番組を編集したものであり、今後削除される可能性もあるため、以下に内容を簡単にまとめておく。

  • 横断幕を掲げているのは、東京在住の塚田さん
  • ヤマニンゼファー直仔、母父ヤマニンゼファーの産駒が出走する競馬場へ出かけている
    • 「母母父になったら少しテンションは下がる」との談
  • 収録日は2010/7/11、場所は福島競馬場
  • 当日の出走馬は母父ヤマニンゼファーのレオカミカゼ(1R)、バロンダンス(10R)の2頭
    • 結果は、レオカミカゼ 6着、バロンダンス 8着
  • レース中は第4コーナーやゴール前などで当該馬のレースぶりを写真におさめ、レース直後にウィーナーズサークルへ移動し装鞍所へ引き揚げる姿を押さえる
  • レース間隔が空いたら、福島競馬場内にある盛岡場外へ出向き、ヤマニンゼファー近親馬の馬券を買う
  • ヤマニンゼファーはすでに種牡馬を引退し、北海道新冠の錦岡牧場で功労馬として繋養されている
  • 最後の産駒は2010年デビューのヤマニンアルシェ
    • 「デビューがどこであろうと横断幕を掲げに行く」との談

 TARGETで調べたところでは、2010/12/6時点での中央現役のヤマニンゼファー産駒は、上述の牡2歳ヤマニンアルシェと、牡8歳プレンティスピードの2頭だけ。

 母父ヤマニンゼファーは以下の9頭。

馬名性齢厩舎着度数収得賞金種牡馬母名馬主
ブラウンワイルド牡2(栗)坂口正則 2- 1- 0- 12000ワイルドラッシュブラウンシャインキャピタルクラブ
ローレルマキバオー牡2(栗)安達昭夫 0- 0- 0- 10クロフネメイショウマキバコローレルレーシング
ヤマニンクラバット牡2(美)佐藤吉勝 0- 0- 0- 00ソングオブウインドヤマニングロッシー土井肇
ビッグドラゴン牝2(栗)梅田康雄 0- 0- 0- 20タニノギムレットロイヤルキャリービッグ
ヤマニンガーゴイル牡3(栗)柴田政見 2- 5- 3- 6900トウカイテイオーヤマニングロッシー土井肇
ヤマニンアーシー牡3(美)池上昌弘 1- 0- 0- 6400ヘクタープロテクターヤマニンロータス土井肇
レオカミカゼ牡3(美)古賀慎明 1- 0- 0- 3400キングヘイローロイヤルキャリー田中博之
バロンダンス牡5(美)和田正道 2- 4- 4-21700スピードワールドスピードフェザー市川不動産
ヤマニントップギア牡5(美)星野忍 1- 3- 2-21200ヤマニンセラフィムヤマニングロッシー土井肇

 母母父ヤマニンゼファーも、2011年にはドナラークミユキの産駒がデビューしそうである。
 
 今後も「ゼファー魂」を見守っていきたい。


2010-12-5

金田一耕助は誰が

 

 先日のネタとの横溝つながりで思い出したこと。
 角川春樹のメディアミックス戦略の洗礼をモロに受けた世代としては、金田一耕助といえば石坂浩二と言いたいところだが、どちらかといえば古谷一行の方が好きだ。松竹映画「八つ墓村」の渥美清も嫌いじゃないし、西田敏行鹿賀丈史もそう悪くないと思う。
 だが、近年の映画やドラマで金田一を演じている役者たちは、どうもしっくりこない。片岡鶴太郎しかり、豊川悦司しかり、上川隆也しかり、稲垣吾郎しかり……。
 
 以下は2000年に放送されたCM。左は「犬神家の一族」、右は「八つ墓村」に材をとったものだと思われる。
 

 
 両者で金田一を演じているのは田辺誠一。かなりいい線いってると思う。
 ぜひ彼の金田一で映画かドラマを見てみたいものだ。
 
 以上、YouTubeの動画を紹介したいだけの記事でした。

参照


2010-12-1

有栖川有栖と法光寺と三つ首塔

 

 有栖川有栖「長い廊下がある家」を読了。まあまあ。
 同書収録の短篇「天空の眼」で、主人公(作者と同姓同名の推理作家)は、女子大生が撮った心霊写真の謎を解くため、写真が撮られた青森まで足を運ぶ。

 去年の夏、彼女が独りでふらついたのは、このあたりだ。青森県の南東部にあたり、岩手県との境が近い。どうしてここまできたのかというと、三戸郡の法光寺にある日本最大の三重塔を観るためだと聞いて、意外の感に打たれた。そんな寺や塔は寡聞にして知らない。聞いてみると、昭和二十四年に建立された木造の塔で、非常にユニークな形状をしているとか。彼女の趣味は、<渋い旅> だったのだ。どんな塔なのか興味をそそられたが、先にすませたいことがある。

 結局この後、小説の中ではこの「非常にユニークな形状をしている」塔について二度と触れられることはない。
 私も主人公同様、この塔がいったいどんなものなのか、とても気になったので、早速検索してみた。
 

Google画像検索で「法光寺・三重塔 sanzyu」を検索

 
 ひどくずんぐりむっくりの変ちくりんなプロポーションである。どうやらこれは、この塔が二階、三階にも登れるようになっているためらしい(こちらのページを参照のこと。また、Wikipediaの記事によると、三重塔は上層に登ることができないのが普通であるとのこと)。

 この、なんだか模型っぽい違和感のある塔の写真を目にして直ちに思い出されたのは、「三つ首塔」のことである。

 表紙に描かれている塔は、ぱっと見には四重に見えるが、よくよく見れば五重塔であることがわかる(女性の額の上にたなびく黒い雲の影の向こうに、うっすらと最下層の屋根が見える)。
 だが、本文中には三つ首塔が三重塔であることが、以下のようにはっきりと記されている。

 私はとうとう三つ首塔をはるかにのぞむ、たそがれ峠までたどりついた。
 文字どおりそれはたそがれどきの、しかも曇った日のこととて、せまい盆地をへだてたむこうの丘の中腹に、薄鼠色の森や林を背景として、にょっきりとそそり立つ、三重の塔を望見したとき、あまりの感慨ふかさに、古いことをいうようだが、私には夢かまぼろしのようにしか思えなかった。

 横溝正史いつもの名調子。「三つ首塔」は、深窓の令嬢にして「絶世の美人」(と本人が言っている)である主人公、宮本音禰が記した手記という体裁をとっているため、正しくは、音禰に正史がのりうつったかのような名調子とすべきか。
 遠い昔にこの本を読んだ時から、「本文には三重塔とあるくせに、表紙は五重塔やんけ!」ということがずっと気になっていたのでここに記してみたが、私にとって「三つ首塔」と言えば、やはりドラマ「横溝正史シリーズ」の方のことである。

三つ首塔

 ドラマの中の三つ首塔は、三重ではなく二重である(Wikipediaによると「多宝塔」と呼ぶらしい)。下の画像はちょうど上記引用部にあたる、たそがれ峠から望む三つ首塔の姿である。

tower1.jpg

 上の画像でもなんだか模型っぽく見えるが、実はこれは実物大のセットであり、最後には焼け落ちることになる。

tower2.jpg

 なかなかお金がかかっているが、塔が三重から二重になったのは、それでも経費削減のためではないかと思われる。
 
 だが、原作とドラマの塔の違いの検証など、本当はどうでもいいことなのである。
 このドラマの見どころは、真野響子の美しさに尽きる。
 真野は役柄どおりの清楚な美女。

maya.jpg

 しかし、劇中では横溝風のエログロな筋立てに翻弄され、レオタードに網タイツ姿を晒すことになる。他にも、小池朝雄と大関優子(佳那晃子)のSMショー、殿山泰司(ハゲ親父)とピーター(美少年)の濡れ場など、エログロな場面はたくさんあった。それらについてはなんとも思わなかったのに、米倉斉加年が真野響子を舐め回すように見つめるこのシーンは、見てはいけないものを見てしまったという気分で、子供心にドキドキしたものだ。

 
 以上、有栖川有栖の短篇の一節からフェティシズムに至る、とりとめのない連想でした。